庭は主張だ。

おっさんガーデナーが、偏った思考で気に入った植物だけを気が済むまで植えていく、そんな庭のお話。

エゾノヨロイグサ。

庭全体に点々と配置されている「のっぽ系」のプランツ。

大型セリ科類やタリクトラム、ジギタリス、その中でも今一番元気なのはエゾノヨロイグサ。

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2mを優に超えているが、実にスマートでかさばらない、そしてこの赤軸に白い花。

こんなにカッコいいプランツが、身近な在来種だなんて、ほんと日本って素晴らしい。f:id:manicata:20180713201828j:plain

しかも二年草かと思いきや、寿命も長い、エゾニュウの巨大さと不気味さには鬼気迫るものを感じるが、こちらはバランスのとれた優等生。アゲハの幼虫に食べられて丸裸にされる以外は悪いところなしのパーフェクトプランツだ。

 

こちらはタリクトラム・アン、驚異の3m超え。f:id:manicata:20180713201817j:plain

こりゃ花が咲いても観察できないな。

 

 

 

 

 

キミキフガ・パキポダ。

これまで、庭で採れたタネを適当に蒔いているのだが、先日、何者かが発芽しているポットを発見。 

お、こいつはあのキミキフガ(アクタエア)パキポダだ。

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 キンンポウゲ科はクセの強い種類が多いイメージだけど、なんだかすんなり発芽していて拍子抜け。

もうちょっと育ったらポット上げしよう。

でも植えるとこがないな。

異常な長雨。

これまで経験したことのない長雨に晒される日々。

当初、我が庭の水はけはすごく悪くて、油断しているとサンショウウオやカエルが産卵してしまいそうな勢いだったが、俺の非科学的且つ適当な土壌改良のおかげで、とりあえず水が溜まるようなこともなく改善されている。

意外にイケる。

植物たちは、すこぶる元気でガンガン水を飲んでガンガンでかくなっているようだ。

 

ペンステモン・ダークタワー、美しい。

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ベロニカストラム・レッドアローズも咲き出した。

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今が盛りの、ペルシカリア・ポリモルファ。f:id:manicata:20180707003107j:plain偉大なる雑草は、今年も周囲に匂いを撒き散らしながら、ド派手に咲いている。

 

ケンタウレア・アトロプルプレアもちょろっと。

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プリムラ・ビアリー 変わった花。

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エキナケア・フラダンサーf:id:manicata:20180707003154j:plain

 

エキナケア・パラドクサ。f:id:manicata:20180707003206j:plain

 

エリンギウム・ビッグブルー、やっぱりいいね。f:id:manicata:20180707003218j:plain

 

エリンギウム・ネプチューンズゴールドは今年はいまいち、半日陰の方が良さそう。f:id:manicata:20180707003241j:plain

 

イヌラ・マグニフィカ、今年も素晴らしく咲いてくれた。f:id:manicata:20180707003230j:plain

 

いよいよ夏、我が地味な庭も徐々に色付き始めた。

新しいゾーンに着手。

新ゾーンの開墾を開始した。

でもその前に、これまで掘り出された大量の石っころたちを何とかしなくてはいけない。f:id:manicata:20180629204938j:plain最近ではこのキラウエア火山みたいな所を歩きながら作業しているもんで、危なくて仕方がない。

とっとと片付ければ作業性もあがるのだが、いかんせんこの石の使い道を決めかねている。

当初は蛇籠を作ってそれに利用する予定だったが、あちこちの蛇籠を視察しているうちになんだか急に気持ちが冷めてしまい、制作意欲がなくなってしまった。

あんなに蛇籠が好きだったのに。

まあそんなこともあって、とりあえず石の使い道が決まるまでは、現実逃避。

新ゾーン開墾を着手することにした。

 

今回はこの部分を拡張。

ここの地面もガチガチに硬く、石ころだらけで、カナヘビだらけ。

カナヘビには申し訳ないが、1メートルも先に行けばまだまだ良い環境があるから、ちょっとだけ移動してもらう。f:id:manicata:20180629204947j:plain他に3m級のオオイタドリの群生とショボいグンネラサイズのフキが茂っていたが、できる範囲で除草。

しかし、オオイタドリは本当に手強い。

地面がこれに覆われると、全てのモチベーションがゼロになる。

ほんと史上最強の雑草、ここ自生地でも破壊的で破滅的な「侵略的在来種」。

 

とにかくいつも通りツルハシと巨大な鉄の棒を駆使しながら開墾していく。

粘土の中から石っころとオオイタドリの根が湧いて出てくる。f:id:manicata:20180629204951j:plain丁寧に除去しながら、大量の堆肥と余っていた籾殻くん炭をすき込んでいく。

 

出てきた石は土留めにしながら、ひたすら耕す。f:id:manicata:20180629205242j:plainそして なんだか良い感じになってきた所で、黒土を投入、ここまでで5日間。

 

今回は4立米を搬入。

そして一番楽しい配置決め。f:id:manicata:20180629205442j:plainいざ現場に立つとこれまでずっと考えて書き留めてきたプランは全てすっ飛び、その場のノリでガンガン配置していく。

相変わらずの計画性のなさ。

でもやはり現場で決めた方がしっくりくるね。

タリクトラムたちとフロミス・ツベロサ

最近のアイランドの様子。

ひときわ目立つまっすぐそびえ立つ黒軸たちは俺の大好きすぎるタリクトラムの面々。デラバイやロッケブルニアナム、巨大品種のアンやエリンを中心にブラックストッキング、ヒューイッツダブル、などが暮らしている。

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その中でまず咲き出したのがアキレギフォリウム系品種であるブラックストッキング。

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紫花に黒軸、最強のコンビネーション、俺が好きすぎるパターン。

しかしこの個体は自立できず、アオダモの枯れ枝に寄り添ってかろうじて立っている。

他のタリクトラムは元気に自立にしているのに実に情けない。

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フロミス・ツベロサたちも一斉に咲き出した。

こちらも濃い軸に美しい上品なピンクの花。

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タリクトラムやフロミスも昨シーズン、今の場所へと移動させてきたのだが、それからというものグングン成長し、一気に素晴らしい姿になってくれた。

タリクトラム・アンやエリンなんてすでに2.5mくらいになって念願のアンドレジャイアント超えも果たした。

感無量。

 

 

オーナメンタルグラスたちの芽出し。

グラスたちがぐんぐん伸びてきて、心踊る日々を過ごしている(でも重度のイネ科アレルギー)。

とにかく俺はグラスが好きで、ガーデニングを始めるきっかけもグラスとの出会いがあったから。

それからというもの、グラスを求め花屋を巡り、様々な種を買い漁る日々を送ってきた。ほんとこのままだと地域からグラスが無くなるのではないかと心配したくらいだ(全く無くなることはなかった)。

おそらく花屋の店員さんは俺が来店するたびに「あ、グラスの人また来たよ」みたいな感じでヒソヒソと話していたに違いない。

 ちなみに我がガーデンのグラスの割合は6割ほどで、グラス以外の植物もたくさんある。

それなのに、グラス以外の植物を買うと「あれ、グラス以外も始めたんですか?」みたいなことを未だに言われる。

その度に「いやいや、いつもグラス以外の宿根草も買ってるでしょ!」といちいち伝えるのがルーティンとなっているのだ。

おそらく俺の「グラスの人」というイメージは非常に強烈であり、排水溝の黒いヌメリのようにしっかりと店員さんの脳裏にこびり付いてしまっているのだろう。

まさに「サタデーナイトフィーバー」のイメージが強すぎて悩んでいたジョン・トラボルタと同じ心境ではないか。

早く「グラスの人」から脱皮しなくてはいけない。

 

とりあえずこれまではグラスであれば何でもかんでも植えるというやんちゃな時期を送ってきたが、時が経つにつれ嗜好も安定し、抜いたり、足したりしながらも種も絞られてきた。

しかし、一通り植えるとまた初心に帰ってしまい、つい先日までは飽きてゴミのように扱っていた種を、また急に愛おしく感じてしまう。この「ブームの再来」は必ず訪れることから、一度は戦力外通告を言い渡し引き抜いた種であっても、必ずポット植えで大事にストックしている。

2軍落ちしても、必ず再び日の目を浴びる機会がくることを俺が一番よく知っているからだ。

 

まあそんなわけで現在のグラスたちはこんな感じ。

まずはカラマグロスティス・ブラキトリカ。秋には素晴らしい姿になる。f:id:manicata:20180608203240j:plain

 

カラマグロスティス・カールフォスター。なんでも演じれる名品種。f:id:manicata:20180608203341j:plain

 

カラマグロスティス・オーバーダム。斑入り品種、単独植えが良い気がする。f:id:manicata:20180617101154j:plain

 

 スポロポルス・ヘテロレピスf:id:manicata:20180615173129j:plain若干成長が遅く、スカスカであったが、徐々に密集してきて美しいグラスへと変貌してきた。

 

ペニセツム・レッドヘッド。f:id:manicata:20180608203312j:plain実に丈夫で元気なグラス、昨年は穂がそれほど赤くなかったが今年はどうだろうか?

レッド好きの俺の期待を裏切らないでほしい。

 

ペニセツム・カーリーローズ 、美しい剛健種。f:id:manicata:20180608203448j:plain

 

ペニセツム・モウドリー。芽出しは遅めの、渋い品種。f:id:manicata:20180615173235j:plain 

 

そしてモリニア軍団。

まずはモリニア・ハイデブラウト。f:id:manicata:20180608203327j:plainしばらく2軍生活が続いていたが、ここに来て1軍へ昇格。

一周回ってやっぱり素晴らしいグラス。

 

モリニア・ムーアヘクセ。f:id:manicata:20180608203355j:plainこちらも2軍から昇格、成長はやや遅い。

 

モリニア・エディスダッチェス。f:id:manicata:20180608203411j:plain黒っぽい穂が上がってきた、なんだか良い予感がする。

 

モリニア・カールフォスター、俺好みの巨大品種。f:id:manicata:20180615173031j:plainスカイレーサーよりは扱いやすいサイズ感。

 

そして我が家では最も株数が多いデスカンプシア類。

我が庭の景観を司るメイン品種、ディスカンプシア・ゴールドタウ。f:id:manicata:20180608203424j:plain安定の美しさ、小型なので何個あっても困らない。

 

デスカンプシア・ノーザンライツ、美しい斑入り品種、こちらは群生がベスト。f:id:manicata:20180615172904j:plain

 

アンドロポゴン・スコパリウム、品種は忘れてしまったf:id:manicata:20180608203513j:plain春先のスタートはいまいちだけど、夏から秋にはしなやかな美しい姿に。アムソニア・フブリクティ、ロシアンセージ・リトルスパイヤーとの混植。

 

コリネフォラス・スパイキーブルー。f:id:manicata:20180615173150j:plain一時はものすごく盛り上がってたのに、今は2軍暮らし。

 

パニカム・ローツトラウブッシュ。f:id:manicata:20180615173203j:plain

 

パニカム・ハイリゲルハイン、美しい品種ですごくお気に入り。f:id:manicata:20180615173215j:plain

 

定番、パニカム・ヘビーメタルf:id:manicata:20180615173255j:plain

 

  ヘリクトトリコン・センペルビレンス、最近再び1軍に昇格。f:id:manicata:20180615173243j:plainアムソニア・タベルナエモンタナとバプティシア・パープルスモークと一緒のゾーンへ。 

 

ベニチガヤf:id:manicata:20180615173245j:plain

 

サッカラム・ラベンナエもぐんぐん伸びてきて、今年は雄大な姿を見せてくれそう。 f:id:manicata:20180615173332j:plain

 

サッカラム・パープルピープルグリーター。f:id:manicata:20180615173559j:plain昨シーズンは越冬できなかったが、今年は無事に芽出しを確認。 

 

ミスカンサス・パープルフォールf:id:manicata:20180615173459j:plain

 

やはり、剛健だったムーレンベルギア・レバコニー。 f:id:manicata:20180617230341j:plainカピラリスには散々な目に遭わされてきたが、レバコニーは全個体無事に越冬。

 

日陰の定番、オウゴンフウチソウ。f:id:manicata:20180615173538j:plain

 

こちらも日陰に地味に咲く、ルズラ・ニベアf:id:manicata:20180617230348j:plain

 

ビバ、オーナメンタルグラス!

 

開花。

6月に入り、一気に開花が始まっている。

こちらは巨大なアリウム・グローブマスター、昨年ホームセンターで半額で手に入れた。f:id:manicata:20180607230643j:plain

 

エキウム・ルシカム、ドギツイ赤が若干下品だが、実に面白い形態。f:id:manicata:20180607230631j:plain

 

安定のアヤメ、十勝千年の森の個体。f:id:manicata:20180607225543j:plain

 

ウコンウツギ 、この淡い黄色が素晴らしく美しい。寒冷地在住なら超絶オススメ。f:id:manicata:20180608003039j:plain

 

ディケントラ・ゴールドハート、開花は最も早い部類。f:id:manicata:20180608003113j:plain

 

ゲウム・マイタイも一気に開花。f:id:manicata:20180608003126j:plain

 

ユキザサ、奥ゆかしい美しさ。f:id:manicata:20180608003143j:plain

 

あまりにもオーナメンタルすぎて、若干飽きがきそうなクマガイソウ。f:id:manicata:20180608003142j:plain

 

サルビア・メイドリン(マドレーヌ)、今後の成長が楽しみ。f:id:manicata:20180608003145j:plain

 

ポレモニウム・パープルレインストレイン、日向に移動して最初の春、やはり成長と色味が断然良し。f:id:manicata:20180608003155j:plain

 

バプティシア・パープルスモーク、うっとりするほどの美しさで安定感抜群。f:id:manicata:20180608003327j:plain

 

ピンピネラ・マヨール ロゼア、セリ科一番手はこのお方。f:id:manicata:20180608004931j:plain