我が家の庭にまだ動きはないが、裏の森の南斜面はすでに春が来ている。
北海道の春は一気に来るのでぼーっとしてるとすぐに風景が変わってしまう。
この時期の植物は日々変化していくのだ。
こんな素晴らしいシーンを見逃すわけにはいかない。
いちいち目に焼き付けておかないと、何だかもったいない気がするのである。
まずはエンレイソウ、これはそこらじゅうにうじゃうじゃ生えている。
ガンダムでいうジムみたいな存在だ。
シロバナの八重咲きは好き。
フクジュソウはいい。
庭にも植えているがすぐに消えるのでどこに植えたかを忘れる。
控えめで奥ゆかしい花である。
カタクリも咲いていた。
やはりオーラがある。
北海道の春といえばこのエゾエンゴサク。大好きな花だ。
ムスカリやクロッカスなどとっととやめて、こいつを群生させた方がよっぽど素晴らしい庭になると思うのだ。
エゾトリカブト、芽出しの頃の赤茎が実に美しい。
俺にとって山野草の王様はこのエゾトリカブト、開花した姿は素晴らしく、これほど美しい植物は他に思いつかない。
オオハナウド。
巨大セリでかっこいいのだが、迷惑なほど生えている。
セリ科マニアの俺でも、こいつのことは若干鬱陶しい。
オオウバユリ。
美しい立派な植物だが、やはり生えすぎで若干鬱陶しい。
大好きなヨブスマソウ。
こいつは実に渋い。
巨大であるにも関わらず、奥ゆかしく品がある。
サラシナショウマ。主役級の定番植物。
ミミコウモリ。
とっても地味だが、俺は割と好きで庭にも植えている。
こちらはアマニュウ。エゾニュウに比べると迫力にかけるが、俺の定番植物だ。
地植えもいいが、鉢植えにして玄関先に飾るとすごくグロテスクで気持ちが悪い。
ギョウジャニンニクの群生。
やはり食うより、育てたい植物だ。
こいつに関しては特に言葉が浮かばない。
ユキザサ。
アズキナと呼ばれ食用にされるが、やはり食うより育てたい植物だ。
庭の重要なキャスト。
ヒメザゼンソウ。初夏に葉が枯れ根元に小さな花が咲くのだが、小さすぎて日々位置確認していないと絶対に見逃す。
以上今日出会った植物たち。
いよいよ春が来たな。