庭は主張だ。

北のおっさんガーデナーが、偏った思考で気に入った植物だけを気が済むまで植えていく、そんな庭のお話。

ホスタオブザイヤー2016、ホスタ・カーリーフライズ。

こいつはホスタ・カーリーフライ。

芽出しが遅いギボウシの中で、一番早く動き出したのがこのカーリーフライズたちだ。

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ここには3株が植えられているが、全てオークションで激闘の末、競り落とした子たちだ。

俺は元来熱い男で、オークションでも絶対に負けたりはしない。 

以前も熱くなりすぎて、ハンドクリーナーを定価以上で競り落としたこともあり、そのホットさは筋金入りだ。

俺は今回も無事に勝利し「簡単決済」ですぐに入金を済ませ、到着を待った。

そして数日後、送られて来たのは湿った新聞紙に包まれた「根」だけの物体。

何が送られてくるのかを知っている俺でさえ「ん?これゴミ?」と思うくらい本気で貧相であった。

もし妻が受け取っていたら、新手の嫌がらせかと勘違いしそのままゴミ箱行きであっただろう。

そんなちょっとでも空気に触れたら乾燥死するかと思うくらい、弱々しかったカーリーたち。

そんなダメもとで植えた苗たちだったが、昨年は1芽だった株から今年は3つの芽が出ていて、計9芽にもなった。

こんなに元気に増殖しているなんて本当に感無量だ。

しかもこの「カーリーフライズ」は2016年度のホスタオブザイヤーにも選ばれたらしい。

以前から薄ら何となく感じていたが、やはり俺には先見の明がある。

 

とりあえず俺の庭にはたくさんのギボウシ類が植えられているが、中で最も好きなのがこのカーリーフライズだ。

ぜひ画像検索してみてほしい。

きっとその奇怪な姿に一目惚れしてしまうはずだろう。