庭は主張だ。

北のおっさんガーデナーが、偏った思考で気に入った植物だけを気が済むまで植えていく、そんな庭のお話。

名無しのグラス、コリネフォラス・カネッセンス・スパイキーブルー

コリネフォラス・カネッセンス・スパイキーブルー。 

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こいつと出会ったのは、隣町の道の駅だった。

これまで見たことのないグラスが100円で売られていたのだ。

あなたはだーれ?って感じで手にとって見ても名札はなし、生産者シールもなし、店員に問い合わせても誰もわからない。

一見フェスツカグラウカの偽物みたいなのだが、細く柔らかいツンツンしたブルーの葉は、それとは全く異なる新触感だった。

とりあえず、よくわからないのだが売られていた6株全てを入手し、庭に迎えた。

そして実際に植えて見ると、これがなんだがすごく良い。

俺はこいつらがどんどん好きになってしまい、あと20株くらい欲しくなってきた。

しかし種類がわからない。

栽培法も不明、見た目から太陽と乾燥が好きそうな感じはするが、耐寒性もよくわからない。

とにかく育てながら様子を見てきたが、その後無事に越冬し耐寒性も問題ないことがわかった。

 

そんなある日、ひょんな事から種と品種名が判明する。

こいつの名はコリネフォラス・カネッセンス(Corynephorus canescens)の「スパイキーブルー」だった。

原産地はヨーロッパ、中東、北アフリカとなっていてやはり乾燥した土地に生息しているようだ。

しかしスパイキーブルーとは実に良い名前。

俺はすぐに販売している店を探したが、全然売っていない。

かろうじて種なら入手できるのだが、いかんせん高価だし量も千単位で手が出しづらい。

やはり俺の庭のスパイキーたちから自家採種し、増殖させていくのが現実的であろう。

 

そして最近やっと穂が上がってきた。

今年種が採れたら採り播きして、様子を見てみよう思う。

スパイキーは本当にかっこいい。

もしどこかで見つけたら絶対に買うことをオススメする。